歯周病は、歯のまわりの組織(歯肉や歯槽骨など)の病気で、細菌によって引きおこされる感染症です。
現在、日本人の30歳〜40歳代の内、80%以上が歯周病にかかっていると言われており、
歯を失う一番の原因として、虫歯よりも多くの割合を占めています。
重度まで歯周病が進行している場合、スケーリングやルートプレーニングだけでは状態が改善されない可能性があります。その場合は、外科的な処置や、歯周病で溶けてしまった骨を回復させる歯周組織再生治療を行います。
歯周病は細菌が感染して引き起こされる病気です。その細菌を薬の内服で除去するのが歯周内科治療です。
この治療法を行うには、まず位相差顕微鏡でお口の中の菌の状態を確認することが重要となります。
歯周病菌が多いのか、カビが多いのか…歯周病の原因である菌を特定し、患者さんに適した除去薬を処方して効果的に治療します。